剣友会について


田島団地剣友会では竹刀を交えながら常に相手の気持ちを考える事を心掛け将来の礎となる基本を大切に稽古しております。
運動・反射神経の向上と合わせ、相手との気持ちのやり取りを特に養ってほしいと考えます。
相手への感謝の気持ち・思いやりの気持ち、自身の負けない強い気持ちなどを剣道を通じて学びます。
また、親・師の教えは「素直に聞く」「しっかり理解する」「実践し反復する」習慣を学びます。
素直に聞く事が上達への第一歩になっていきます。
剣道という古からの伝統に触れながら子供達の成長を楽しみに活動しております。

田島団地剣友会  五訓

・大きな声で挨拶をする

・粘り強く何事もやりぬく

・人を思いやる心を持つ

・心と体を鍛え明るく元気な人になる

・親の恩、師の恩、社会の恩に感謝する

一眼 二足 三胆 四力 


剣道を修行する過程において、重要な事柄を述べた古人の教えである。
第一に相手を見る目、第二に足さばき、第三に胆力、すなわち何事にも動じない強い気持ちや決断力、第四に力、すなわち技を発揮する身体能力が重要であるという教えである。 相手と対峙したときは、まず相手の思考や動作を見破る眼力(洞察力)が最も大切である。

剣道の理念

【剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である】


剣の理法とは有効打突(一本)を生み出すために ・心法/心の技法 ・刀法/竹刀操作法 ・身法/身体操法を一体として使うことを求めた方法。
有効打突とは「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする」と示されている。
このことを大前提としたうえで、自分も相手も共に認め第三者にも感動をもたらす“見事な一本”を生み出すたみには機会をとらえた適切な打突が出来る心の技法、竹刀操作法と身体操法が一体となっていなければならない。
この剣の理法の修練は日々の稽古で師と弟子、仲間との関係によって育まれ、生涯にわたって実践し学ぶことが人間形成に寄与するものである。

指導者

師範  大内 信弘      剣道錬士七段
会長  越田 純也      剣道六段
                     社会体育指導員(中級)
      神戸 雄一郎    剣道五段
      大久保 公寛    剣道四段
                     社会体育指導員(初級)
      石川 行        剣道四段
      中村 康亮      剣道三段
      中村 忠子      剣道三段    

小学生は1・2部に分かれ、中高生一般は練度に応じ分かれての指導となります。


大内 信弘     ・・・  木,土曜日 担当
越田 純也     ・・・  木,土,日曜日 担当
神戸 雄一郎   ・・・  木曜日 担当

大久保 公寛   ・・・  土,日曜日 担当 

石川 行       ・・・  中高生,一般 担当
中村 康亮     ・・・  小中高生 担当
中村 忠子     ・・・  サポート 担当


剣道指導の心構え

【竹刀の本意】

剣道の正しい伝承と発展のために、剣の理法に基づく竹刀の扱い方の指導に努める。
剣道は、竹刀による「心気力一致」を目指し、自己を創造していく道である。
「竹刀という剣」は、相手に向ける剣であると同時に自分に向けられた剣でもある。
この修練を通じて竹刀と心身の一体化を図ることを指導の要点とする。

【礼法】

相手の人格を尊重し、心豊かな人間の育成のために礼法を重んずる指導に努める。
剣道は、勝負の場においても「礼節を尊ぶ」ことを重視する。お互いを敬う心と形(かたち)の礼法指導によって、節度ある生活態度を身につけ、「交剣知愛」の輪を広げていくことを指導の要点とする。

【生涯剣道】

ともに剣道を学び、安全・健康に留意しつつ、生涯にわたる人間形成の道を見出す指導に努める。
剣道は、世代を超えて学び合う道である。「技」を通して「道」を求め、社会の活力を高めながら、豊かな生命観を育み、文化としての剣道を実践していくことを指導の目標とする。
 

 平成19年3月14日制定
 財団法人全日本剣道連盟